DX講座発!受講生が開発したシステムのご紹介

DX講座

DX講座では、計60回の授業を通じて実践的なスキルを身につけることを目的に、チームでのシステム開発に取り組んでいます。
今回は、その中で実際に受講生が開発した旅費申請システムについて、開発の流れとともにご紹介します。
また、今回ご紹介するシステムの導入をご検討中の企業さま向けに、システムの販売も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

企業さまの課題:出張経費の申請手続きが面倒

授業で扱った企業さまの課題には、出張経費の申請手続きが面倒といったものがありました。

授業では、企業さまを対象に現場が抱える課題を明らかにするためのヒアリングを実施しました。
経営者の方や担当者の方へのインタビューを通じて業務フローや日常の業務で感じている非効率さ、将来的な展望などを丁寧に引き出し、真に必要とされるシステムとは何かをグループに分かれて一から考察しました。

システム利用事例

ヒアリングで明らかになった企業さまの課題をもとに、受講生は具体的な業務の流れやユーザーの行動を整理し、「ユースケース」を作成します。これは、誰が・いつ・どのようにシステムを利用するのかを明確にする重要なプロセスです。そのうえで、システム全体の構造や機能のつながりを可視化する「アーキテクチャー」を設計。課題解決に直結する実用的で効率的なシステムを構築するために、理論だけでなく現場のニーズに即した設計を行っています。
ここからは、ユースケースやアーキテクチャーを経て実際に開発されたシステムが、どのように活用できるのか、その特徴についてご紹介します。

1.ユースケース

1.1 システムを使って必要な書類の作成から申請、保管までをまとめてスムーズに行うことができます
1.2 過去の書類を簡単に確認し、必要に応じて選んで編集できます

2.アーキテクチャー

他社システムとの比較

企業の業務効率化を図る上で、出張申請や経費精算をスムーズに行えるシステムの導入は不可欠です。ここでは、DX講座を通じて開発されたシステムと、他社が提供するシステムを比較し、それぞれの特長を3つの観点からご紹介します。

大手システム: 大手システムは初期費用が150万円、月額利用料が20万円からなどと、導入コストが高めです。また、グローバル対応システムについても、企業規模や利用範囲に応じて高額な費用が発生することがあります。

大手システム: 大手システムは、出張手配から経費精算、データ分析まで幅広い機能を提供しています。特に、出張頻度が高い企業や多拠点展開している企業にとって、包括的な管理が可能です。

当社システムは、特定の業務プロセスに特化し、必要な機能を重点的に強化できます。一方、大手システムは、幅広い機能を網羅していますが、特定の業務に特化したカスタマイズには限界がある場合があります。

当社システムは、企業ごとの具体的な課題に対応する柔軟性が高く、独自の業務フローや要件に合わせたカスタマイズが可能です。一方、大手システムは、汎用性と導入の容易さが魅力ですが、特定のニーズへの対応には限界がある場合があります。

終わりに

今後も授業を通じて取り上げた企業課題に対するシステム開発が進んでいく予定です。完成次第、こちらのブログでも随時ご紹介してまいりますので、引き続きご期待ください。ビジネス現場に寄り添ったDXの可能性を、ぜひ一緒に感じていただければと思います。
また、今回ご紹介した旅費申請システムの導入をご検討中の企業さま向けに、システムの販売も行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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